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お客様の視点に立ってみると・・・?【9月勉強会】
みなさん、こんにちは!
まごころの家*淵野辺の大澤です(*^^*)
先日、勉強会を開催しました!
9月のテーマは「高齢者体験」。
日々まごころを利用してくださる利用者様の目線に立ち、日常生活のさまざまな動作を疑似体験してみました!
①体幹チェック
枠の中に立ち、目隠しをした状態で1分間足踏みをします☀
枠からはみ出さずに歩いているつもりが・・・
目隠しを取ってみると真横を向いていてショック!!!(笑)
参加したスタッフ全員でチャレンジしてみました。
結果は・・・・・・?
K様も特別ゲストとして見学に来られ、見守って下さいました♪
体幹は、身体の中心部としてとても大切な部位です。
しかし、加齢により筋力が衰えることにより、生活機能が低下してしまうということが知られています。
②見え方体験
手作りのアイマスクを使って、白く濁った視野(白内障)の疑似体験と、狭まった視野(視野狭窄)の体験をしました!
アイマスクは、包装で使うプチプチの緩衝材でできています!
それを重ねた状態で、見えづらい状態の視野を体験します。
これにより、手元や文字、人の顔などもなかなか見えません。
たとえば顔の真横に物があっても、それを認識しづらいなどの発見もありました。
毎日のケアでは後ろから声をかけず、まずは目の前に立って存在を示してから、ということが大切と再確認しました。
③指先の感覚体験
手袋をつけた状態でテーブルの上の小銭を数えます。
あえて指先が余るやわらかい生地の手袋を使うことで、感覚が鈍磨している状態を疑似体験しました ☛☛
テーブルの上を擦らずに、指先でつまんで数えるのは想像以上にやりづらい・・・!
加齢が進むと、皮膚の感覚が鈍くなり、お金を数えたりファスナーを開けたりなどの細かい動作がしづらくなります。
毎日の買い物も一苦労・・・ということがわかりました。
④聞こえ方体験
耳栓をした状態で、背後から声をかける体験をしました。
また、聞こえチェックを使って電話のベルやインターホンなどの高い音から聞こえづらくなること、そして介護者の声かけがお客様にとってどんな風に聞こえるかを実際に体感してみました。
(参考:「聞こえチェック」/Panasonic)
以上の体験から、自分たちが何気なく行っている動作も、年を重ねた利用者様にとっては非常に難しいということがわかりました。
そのことを理解し、お一人お一人の見え方や感じ方に寄り添った介護を行ってまいります!
また、感染状況に落ち着きが見られた際には、スタッフと共にご家族の皆さまにも体験に参加していただきたいと考えております♬
改めてお知らせいたしますので、ご興味のある方はぜひスタッフまでお声掛けください!
今日も読んでいただきありがとうございました✿
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2022年10月05日