まごころの家*馬渕 スタッフブログ
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温かくて悲しいあの歌
皆さんこんにちは。
最近、少年漫画のあるアニメにハマってしまい、
見放題プランで食い入るように観ている
さっさーです('ω')ノ
昨日はちょっと感動的なシーンにウルウルしていました。
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さて、本日は何を皆さんにお伝えするかといいますと...
先日、N様に『あなた、この歌を知っている?』と聞かれました。
ご存じの方いらっしゃるかと思います。
『めんこい仔馬』という題名の、
戦時中の歌です。
この歌は、N様のお姉さまが学生時代に独奏した歌だったそうで、
N様にとっては思い出深い曲のようです。
私は本でこの歌を知った記憶があり、
N様と少し話が盛り上がりました。
「めんこい」というのは、
東北地方の方言で、「可愛い」という意味を持っています。
この歌は、可愛い仔馬と、育てていた飼い主のお話からなっています。
歌詞には、
「呼べば答えて めんこいぞ」
「お腹こわすな 風邪ひくな」
「元気に高く ないてみろ」
など、
飼い主が仔馬をとても可愛がり、
大切に育てている様子がわかります。
呼べば返事をしてくれる仔馬の描写からも、
よく懐いており、仲の良さが伺えます。
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ここまでだと温かい、ほっこりする歌ですが、
この歌、最後は悲しい結末を迎えます。
最後の歌詞には、
「明日は市場か お別れか
泣いちゃいけない 泣かないぞ
軍馬になって 征く日には
みんなでバンザイしてやるぞ」
とあります。
可愛がって育てた仔馬でしたが、
当時は戦時中。
立派に育った仔馬は軍馬となり、戦地へ送り出されるのです。
「泣いちゃいけない」と堪え、
バンザイをして別れる描写には、
聴いているこちらも想像するだけで涙が出てきます。
悲しい歌ですが、
仔馬と大切に育てていた飼い主の、
愛溢れる歌ですね。
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私はとても素敵な歌だと感じているので、
是非利用者様に歌っていただきたいな...
なんて思っています。
さっさー
2021年02月05日
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